3話 せっかくだし、子作りのマネでもしてみる?のネタバレ

ネタバレ


(そういえば寺の跡継ぎって話だったっけ・・・ということは、ここは九条君の家・・・??)

わたしは頭が混乱していた。

(う、うそ・・・一夜を共にしただけで実家??やっぱり聖職者だから、あんなことしちゃダメだったんじゃ・・・)

夜のテクニックで手篭めにした女子を、お供え物にするとか???

わたしは怖くなって、逃げ出そうとした。

「九条君、ごめん私、ちょっと用事思い出し・・・」

そのときやたらと美人な人が出てきた。

「あら、おかえりなさい」

「お客様?」

「ただいま母さん。ちょっと話があるんだ。父さん呼んでくれる?」

そして事態は、ありえない方向に展開した。

「紹介します。婚約者の深谷美桜さんです」

え・・・・・・・?????

「美桜さん、うちは見てのとおり、寺ですが、そこに嫁いでこられるということがどういうことか・・・お分かりでしょうか?」

「大丈夫だそうです」

「お前はどうなんだ、隆秀。真剣なのか?」

「はい、真剣です。大切に思っています。心から愛しています」

呆気にとられたまま、わたしは何も口を挟めなかった。

後から事情をきいた。

「先に言ったら絶対断られると思ったから・・・ごめん」

「うん・・・まあ」

どうやら九条君は、強引に見合いをさせられそうになり、わたしに婚約者のフリをさせたくなったらしい。

「少しの間だけ、俺の婚約者でいてくれないか?」

でもわたしは辛かった。

わたしはずっと好きだったのに、九条君が本当に好きな人を見つけるまでの、婚約者のフリをするだなんて。

でも周囲はもう、進んでしまっていた。

わたしと九条くんの「2人の部屋」が用意された。

「自分の家だと思ってくつろいでね、みおちゃん!!」

美人のお母さんが、豪華な部屋に連れていってくれた。

「確かに婚約はフェイクだけど、どうする?」

九条君が語りかけた。

「せっかくだから、子作りのマネでも、してみる?」

戸惑うわたし。

「実際、カラダの相性は悪くなさそうだと思ったんだけど、美桜はどうだった?」

言いながら、九条君の愛撫は始まった・・・!!!!
 

僧侶と交わる色欲の夜に
【コミなび純稿】 僧侶と交わる色欲の夜に