4話 俺とセックスするのは…いや?のネタバレ

ネタバレ

九条君は強引だった。

どんどん勝手に進んでいく・・・

まずは耳をなめられて。

そして服をはだかれて、乳首を舌先でいじられて・・・

そのまま、カレの舌はわたしの身体をはって、下半身にまで到達して・・・

この先どうなるかは、さすがに分かる。

昔っからすごくのぞんでいたこと。

好きな人に、抱かれる・・・

でもでも。こんな形じゃ、全然うれしくない。フリなんて、嫌だ。

余計さびしくなるだけだから。

わたしは一度、どんっとカレの身体を突き放した。

「やだ!! 婚約者のフリはしてもいい。し・・・知らない仲じゃないし。ご両親に心配かけたくない気持ちも、分かるだけど、ただのフリだから!!!」

こんなことを言わなくちゃいけないのも、嫌だ。

でも、このまま流されたら、きっとわたし、感じちゃうから・・・

(大すきなんだけど!!!!!!)

思い切って、叫んだ。

「本当に婚約したわけじゃないから!!」

沈黙ができた。

「・・・・」

九条君はじっとわたしを見つめた。

「俺に、触られるのは、いや?」

「そ、そういうわけじゃ・・・とにかく、それだけは、だめなの!!!」

わたしは逃げた。部屋を飛び出た。

愛してる、なんていわれたり。

あんな目で、、俺に触られるのはいや?なんていわれたり。

偽りだってわかっていても、ぐらっときてしまう。

そして翌日から。

とんでもない日々が始まった。

九条はわたしへの(偽りの)愛を、周囲にすごくアピールする。

戸惑い、かたくなってばかりいるわたしに、九条の母親は優しく接してくれた。

自分もお坊さんの奥さんになるにあたって、すごく大変だったという。

だから、わたしには、なるべく苦労させたくないらしい。

「家のことは気にしないで、ラブラブしてね」

そして、わたしは九条のいる風呂に、入らざるを得なくなった。

「いいから。わたしのことはいないと思って!スルーして!! そしてさっさとあがってー」

微妙に、気まずい空気になった。
 

僧侶と交わる色欲の夜に
【コミなび純稿】 僧侶と交わる色欲の夜に