5話 声出さないで、イって?のネタバレ

ネタバレ

「一緒に入ればいいじゃん」

「は? 嫌よ、何言ってんの!!」

「どうして?もしかして――また触られる、とか思ってる??」

思ってる。嫌だ。ほんとに・・・こういうの・・・困る。
わたしはビクっとなった。

「か、からかわないで!!」

そしてどんどん口から言葉が飛び出した。

「どうして振り回すようなことばっかりっ・・・怪しまれないようにするって言ったって、過剰すぎるよっ!!わたしが昨日拒否したから、イジワルしてるの!?ウソであんなこと、言われても困る!!」

わたしは本気で好きだったから。

だから、九条君のウソが、本当に辛い。

それなのに。

九条君は、本当に好きな人を見つけるまで、お見合いをしたくないからっていう理由で、わたしに、婚約者のフリをさせてる。

ひどいよ。

ただ、表面的なフリだけしてればいいじゃん。

どうして、こんなエッチなことまで、しなきゃいけないの・・・

いきなり手をつかまれた。

「俺が何も考えないで、ああいうことしてると思う??」

ここは風呂場だ。わたしも、九条君も、裸だ。

それなのに、九条君は、わたしを抱き寄せた。

「いやああ、見ないで!!!!」

「恥ずかしい??」

「それは・・・あっ」

「キレイだ。もっと見たい」

九条君は、わたしのいろんなところを触った。

「ああああん、ぁああっっ」

石鹸の泡でぬるぬるの手で、乳首をこすられた。

そのままわたしのアソコにも、手がのびた。

「いやああぁ、あああん。だめだめだめ・・・」

「聞こえちゃうよ、声ガマンして・・・」

何度も何度も、なでられた。

指先の刺激はものすごく巧みで、ものすごく強烈だった。

声を出さないようにして。私はイった・・・。

イっちゃった・・・・!!!!!!

嫌だ・・・もう嫌だ、こんなの。

自分が全然保てないよ。

ただのフリなのに、わたしばっかりどんどん深入りしそうで。

こわいよ、嫌だよ・・・

ねえ、九条君。

好きじゃないなら、どうして触るの・・・

 

僧侶と交わる色欲の夜に
【コミなび純稿】 僧侶と交わる色欲の夜に